2007年03月20日

業務効率化と顧客満足度

業務改善(BPR: Business Process Re-enginering)を行うにおいて、効率化は外せないポイントである。しかしながら、必要以上に効率化を推し進めてしまうと、顧客満足度が下がってしまう。もちろん両立できれば「完璧」なわけだが、なかなかそうはいかない。業務が非効率で顧客満足度も低い企業が改善を目指すにはどうすればよいのだろうか?

私の結論としては、
 1)現状の顧客満足度はキープしたままに
 2)業務の改善を”効果が大きくて”かつ”手をつけやすい”ところから行う
 3)その上で顧客満足度を高めていく
という順序になる。

ポイントは、1)の現状の顧客満足度はキープすること。しかしながら、残念なことに顧客満足度を下げてまで効率化を最優先させてしまう企業が多い。なんでもかんでも効率化。実は、これが一番楽な方法。企業・従業員にとって徹底的な効率化は、短期的にはプラスに働くように思えてしまう。

ところが、効率化を進めたがために犠牲になった顧客は簡単には戻ってこない。マーケティングの世界では、 リピーター維持にかかるコストに比べ新規顧客を獲得するコストは5倍と言われる。 分野によっては、6倍から12倍という報告もあるぐらいである。

リピーターをがっかりさせるような業務効率化だけは避けなければならない。後で痛いしっぺ返しを食らってしまう。あなたの会社は大丈夫だろうか?

at 22:44 | Category : ビジネス | Comments [1] | TB [0]
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コメント

むやみに業務の効率化やコスト削減を行なうと、サービスレベルが低下する可能性はありますね。接客業でも予想対応客数だけを考えると、突発的な客数にサービス対応出来なくなる。その結果客足が遠退き、同業他社に流れる可能性が出てきますね。それといきなり従業員の労務管理を悪化させない事。程度が悪いと逃げられる。一応、私の経験の話でした。長くて失礼しました。

Posted by 宇津木 雄一郎 at 2007年04月22日 01:30
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